汗ばむ肌が触れ合う距離で、一線を越えた「トレーニング」指導！ダイエット以上の快楽におぼれたの密着指導の結末

あらすじ

ジムのトレーナーとして働く主人公。彼の前に、ある日一人の女性が入会希望者として現れる。その女性こそ、学生時代に主人公が片思いをしていた「絢香」だった。

以前よりもはるかに美しく、そして豊満な巨乳の持ち主となった絢香。しかし、彼女は主人公のことを一切覚えていなかった。

「友人との旅行までに痩せたい」——。

純粋な目的で入会してきた絢香に対し、主人公はトレーナーとしてマンツーマン指導を行うことになる。これは職務か、それとも下心か。汗ばむ肌が触れ合う距離で、一線を越えた「セクササイズ」指導が今、始まる。

5巻の展開と二人の危険な関係

1巻では主人公を覚えてすらいなかった絢香。だが5巻に至り、二人の「セクササイズ」は常軌を逸した領域へと突入する。

過激化する指導、その指先が「グリグリ」と肌をなぞるたび、絢香は戸惑うどころか、ダイエット効果以上の快感を覚え始めていた。もはやこれは「トレーニング」ではない。危険な快楽だ。

主人公の秘めた想いと、絢香の無自覚な（あるいは自覚的な）発情。ジムという密室で、二人の関係はついに一線を越えるのか。トレーナーと生徒の境界線が崩壊する、緊迫の第5巻。

徹底解剖：なぜ『セクササイズ』は我々を魅了するのか

さて、あらすじを読んだだけでも興奮が伝わってくる本作ですが、その魅力は単なるシチュエーションの過激さだけではありません。なぜ私たちは、この「セクササイズ」にこれほどまでに惹きつけられるのでしょうか。

ここでは、物語の構造、キャラクター設定、そしてレーベル戦略という3つの側面から、その秘密を徹底的に解剖します。

作者の流儀：白石ガッタと「専門家の背徳」

まず注目すべきは、作者・白石ガッタ先生の持つ一貫した作劇テーマです。

白石ガッタ先生の過去作品リストを見てみると、『「も…もっと教えてください！」娘の同級生に応えていたら…プロの背徳マッサージ』や『奥のコリまで刺激!会社の同僚にエロマッサージしたら…「イクっ!」』、さらには『入居初日に即挿入!「大家さんのナカ、びしょ濡れですよ…?」』といったタイトルが並びます。

ここに明確な共通点が見て取れます。

それは、「ジムトレーナー」（本作）、「マッサージ師」、「大家」、「会社の同僚（ただしマッサージをする）」といった、**業務上、ヒロインの身体やプライベート空間に「正当な理由で」アクセスできる「信頼される専門家」**が主人公である、という点です。

「職務上の必要性」という大義名分。これこそが、性的接触への「免罪符」として機能する、最も強力な装置なのです。

本作『痩せた秘訣はセクササイズ』において、主人公はトレーナーです。彼が絢香の太ももに触れるのは「筋肉の動きを確認するため」。彼が絢香の背中に密着するのは「正しいフォームを指導するため」。

すべては「ダイエット」という目的のために許される行為です。

しかし、その指導が、下心によって意図的に「性的なもの」へと歪められていく。この「職務」と「下心」の境界線が曖昧になる瞬間、読者は最も強い背徳感を覚えるのです。ジムの器具を使ったトレーニング指導が、いかに性的な「拘束」や「密着」の口実に変わっていくか。白石ガッタ先生は、そのシチュエーション設計の「プロフェッショナル」と言えるでしょう。

『痩せた秘訣はセクササイズ』作品情報

本作の基本情報を表にまとめました。購入の際の参考にしてください。

項目	内容
シリーズ名	痩せた秘訣はセクササイズ〜アソコをグリグリしちゃ…ダメェ！
著者	白石ガッタ
出版社	FILL-IN
掲載誌・レーベル	こすりクラブ
ジャンル	OL / 女子大生 / ヴァージン / 水着 / ブルマ･体操服 / 巨乳･爆乳 / メガネ娘 / スポーツ / 幼なじみ / 同級生 / バイト

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著者・白石ガッタ先生の他作品

本作で白石ガッタ先生の描くシチュエーションに魅了された方へ、他の代表作もご紹介します。

白石ガッタ先生は、前述の通り「専門家の背徳」や「日常に潜むエロス」を描く名手です。

『入居初日に即挿入!「大家さんのナカ、びしょ濡れですよ…?」』（レーベル：エロマンガ島）大家と入居者という、閉鎖された空間での力関係を描いた作品。
『奥のコリまで刺激!会社の同僚にエロマッサージしたら…「イクっ!」』（レーベル：エロマンガ島）オフィスという日常空間が、マッサージによって非日常の快楽空間へ変わる様を描写。
『「も…もっと教えてください！」娘の同級生に応えていたら…プロの背徳マッサージ』（レーベル：こすりクラブ）本作と同じ「こすりクラブ」掲載作品。「プロ」の技術という大義名分を使った背徳的な指導がテーマです。

これらの作品からも、白石ガッタ先生がいかに「設定」と「シチュエーション」で読者を興奮させるかに長けた作家であるかが分かります。