『九重先輩！ これ着てください！ 後編』- 完璧な「コノエ」になるため、美人上司が大胆すぎる行動に！

■ 基本情報（後編）

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■ あらすじ（後編）

前編で可愛い後輩・六呂田くんからの無茶なお願い（エロ同人キャラ「コノエ」のコスプレ）を引き受けてしまった九重先輩。

ついに衣装を身に着け、コノエになりきろうとするが、当の本人である六呂田くんから「解釈違いだ」とまさかのダメ出しをされてしまう。

「しごでき上司」として、そして一人の女性として、完璧なコノエさんを演じきりたい——。

その一心で、九重先輩は六呂田くんの同人誌に描かれていた、とんでもなく過激なシーン「授乳手コキ」を、彼を相手に自ら実演しようと決意するが……！？

■ 『後編』の魅力（1000文字以内）

本作『後編』の魅力は、前編の「ドギマギ」とした展開から一転、「解釈違い」というキーワードをきっかけに、九重先輩が超積極的に、そして大胆になっていくプロセスにあります。

前編では六呂田くんからの「資料収集」に恥じらう受け身な姿が中心でしたが、後編では「完璧なコノエさんを演じる」という大義名分（？）を得て、彼女の方から仕掛けていくのです。

特に、同人誌に描かれた「授乳手コキ」というマニアックなシーンを、本気で実演しようと奮闘する姿は必見。普段の「しごでき美人上司」という仮面が剥がれ落ち、性に無知で健気な「成人済み幼女」とも言えるギャップが爆発しています。

もちろん、メツブシ先生の圧倒的画力は後編でも健在。レビューでも絶賛されている通り、九重先輩の表情の豊かさ、コスプレ衣装の質感、そして六呂田くんの筋肉まで、すべてが高クオリティで描かれています。

レビューに「前作と違ってラブラブでしてるのが最高！」とあるように、二人の関係性が一気に進展し、単なる「コスプレ」を超えた濃厚な「ラブH」が楽しめる点が、この後編最大の魅力と言えるでしょう。前編を読んだ方は必見の、非常に満足度の高い続編です。